"TSUKI GOYOMI" 

月 暦

                            © Lan Hirano
                            © Lan Hirano

展示「月暦(つきごよみ)」は、会場となる土屋グループ 銀座ショールームの空間からインスパイアを受けた、「家・ホームの月景色」をテーマとした作品展示です。

花をメインモチーフに「月の光」とのかかわりを、様々な手法の写真作品で発表してきた平野蘭。タイトルの「月暦」は、月の満ち欠けの姿を表す日本に古くからある言葉です。今回の展示では、この月の満ち欠けを「心の月姿」と捉え、見えない心の変容の意味をそっと問いかけます。そして、会場の特徴である「家・ホーム」の空間が、観客のなかの無意識の「心の月姿」に触れる機会となり、思いをめぐらせていく作用に大きな期待を持っています。
「月暦」では、月の光をトリビュートした作品展示のある家という空間で、「心にほんのりと月が浮かぶ」、そんなひとときを願っています。

★オープニング・レセプション (無料)
「五感をひらく八女茶BAR」 
10月6日土曜日14:00-16:00

 

福岡県八女市「お茶の千代乃園」は日本でも希少なオーガニック生産を行い、豊かな風味の茶の数々で受賞を重ねる「銘茶の茶園」。今回は園主の原島政司さんが、その茶園より選んだ素晴らしい煎茶をお客様の好みで淹れる「八女茶BAR」を開店させます。日本茶インストラクター、皇風煎茶禮式師範でもある原島さんが振る舞う、五感に沁みる「一杯のお茶」でおもてなしする贅沢なオープニングとなります。

★関連アート・イベント (有料)
「GINZA 月読みの茶会」
10月7日日曜日15:00-16:00(受付14:30)

 

「朔望」という月の満ち欠けを豊かな煎茶で淹れて表現し、その月姿を飲んで体感していただくアート・イベントのお茶会です。「満月」「三日月」などの月の美しさや風情を、オーガニック生産で有名な福岡県八女市「お茶の千代乃園」の3種類の茶でいただき、色や香りを楽しみながら「月のイメージ」を心に描きます。皇風煎茶禮式師範でもある園主の原島政司さんが亭主をつとめる、本格的なお煎茶席となります。
一名様1500円(税込)お菓子付、有機茶のお土産付。定員9名、先着順

  原島政司(はらしま まさし)プロフィール
福岡県八女市「お茶の千代乃園」園主。日本茶インストラクター。皇風煎茶禮式師範。
日本でも希少なオーガニックのお茶生産と茶文化の普及に取り組む。園主の願いとして美味しさとともに「身体に沁みていく茶」という、人とお茶との和合をコンセプトに茶の木と向き合い続けている。茶園としての受賞歴、多数。

★アーティスト・ギャラリーイベント (無料)

 

10月14日(日)、28日(日)15:00‐16:00 作家による展示コンセプトや、作品解説のギャラリー・トークイベントを開催。定員8名

 

INFORMATION
会  期 2018年10月5日(金)~ 10月28日(日) 
◆定休日:火・水(作家在朗は、土日・休日のみ)
開場時間 10:00~16:30 
会  場 土屋グループ 銀座ショールーム
住  所 〒104-0061 東京都中央区銀座3-8-10 銀座朝日ビル 3F
アクセス ◆地下鉄銀座線・日比谷線「銀座」駅  A12番出口より徒歩3分
※松屋銀座・出口より昭和通り方向に2ブロック、朝日稲荷神社隣り

料金、販売

 閲覧無料 (展示作品の販売有り) 
イベント申込問い合せ

TEL 03-5579-9981(電話のみ、開場時間内)

 ※「GINZA 月読みの茶会」は9月6日より受付、先着順